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令和2年度
文部科学省科学研究費補助金
学術変革領域研究(B)
![第2案-Jp.png](https://static.wixstatic.com/media/b23a04_457d4ea69e764012917187b8ea3a0cda~mv2.png/v1/crop/x_0,y_61,w_2120,h_1846/fill/w_209,h_182,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E7%AC%AC2%E6%A1%88-Jp.png)
細胞運命操作による
植物生殖システムの
リモデリング
領域代表挨拶
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横浜市立大学 木原生物学研究所
准教授
丸山 大輔
動物と植物の体づくりで大きく異なるのは、植物は減数分裂後の細胞がそのまま配偶子になるのではなく、さらに増殖して配偶体とよばれる半数体の組織つくる点です。一生のほとんどを配偶体で過ごすコケ植物に比べ、陸上で最も繁栄している被子植物の多くは、10個に満たない少数の細胞からなる配偶体を作ります。被子植物のコンパクトな配偶体は退化しているのではなく、むしろ各細胞が生殖に特化した高度な機能分化を遂げており、これらが協調しながら働くことで、精密な受精の仕組みを実現しています。
近年、植物の生殖分野の分子生物学が進展しており、配偶体の細胞分化の背景にある制御機構が朧げながらわかってきました。これを受けて本領域では、丸山班、山岡班、水多班の3グループの連携によって、配偶体の細胞の運命転換に挑戦をします。この運命転換の試みは、配偶体の各細胞のアイデンティティーの決定、維持、可塑性などについて、これまでのアプローチでは得られなかった知見をもたらすことが期待されます。そればかりでなく、自然界にない新しい細胞構成をもった配偶体ができれば、植物の生殖システムを設計し、転換することも可能になるはずです。
領域の活動期間は2年半と限られてはいますが、多くの方々からのアドバイスを真摯に受け止め、さらなる領域の展開に向けて、農学の植物育種や医学のオルガノイド研究との融合も視野に入れ、独自の研究を進める所存です。どうぞよろしくお願い致します。
![領域図_ver5_アートボード 1.png](https://static.wixstatic.com/media/b23a04_fafe4b6dc3e8466e82de42b4f99a2fd9~mv2.png/v1/fill/w_947,h_684,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E9%A0%98%E5%9F%9F%E5%9B%B3_ver5_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9B%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99%201.png)
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